用語集(作者覚書)

>> ソラカゴ top
単なる作者覚書ですので、本編を読む上ではこのページを読まなくても問題ありません。
本編に関係する項目は見出しが青ライン、それ以外は緑ライン。

ページ内ショートカット▼
都市 / 組織 / コランダム関連 / アイテム / 職業 / その他


異世界スカイリア(スカイリアの基本情報)

三大大陸

北大陸『フロスト』、南大陸『フェザリス』、中央大陸『リードコア』の総称。
リードコアを中心に半円を描くような二つの大陸は鳥の翼のようにも見える。
現在のスカイリア世界地図は、主にこの三大大陸とその他の島々で構成されている。

七大都市

フェザリス、フロスト、リードコアの三大大陸に築かれた七つの巨大都市の総称。
王都スティリック、工業都市ダストリア、学問都市ラクドシェル、貿易都市コマース、
宗教都市リレイン、職人都市アーティクト、農業都市アグリスタの計七つから成る。
国として分かれている訳ではないので、言語や通貨は共通。

境界線

読み方はそのまま「きょうかいせん」。
王都スティリックに建つ鋼の塔を中心に、世界全体を覆う灰色の厚い雲の事。
鋼の塔から排出される排気ガスが原因と言われている。
空と大地の間に生まれた人工の境界線、という意味で使われている言葉で
高度な文明を追い求めるが故に生まれたリスクと人々の間では認識されている。
この灰雲のせいで地上からは空を仰ぐ事が出来ず、陽の光も届かない。
王都から離れれば離れるほど境界線の層は薄くなる。


▲ページ上部へ


都市

王都スティリック

中央大陸 『リードコア』 に位置する世界の中心地。
通称 『鋼の都』 と呼ばれ、中心部には鋼の塔が建てられている。
工業都市ダストリアとの提携により最も文明が進んでいる都市。
塔を中心に円形に栄える街で、常に人工灯の下にある。
塔から離れるにつれて治安は悪くなり、外側をぐるりと囲むようにスラム街が広がっている。

職人都市アーティクト

北大陸 『フロスト』 に位置する職人達の街。七大都市の中では最北に位置する。
手に職を持っている職人達が多い活気のある街で、特に喧騒街と呼ばれる区域は一日中騒がしい。
高低差の目立つ街の造りで、坂道や階段が多い。
灰雲の境界線の影響は比較的少なく、騒ぎは日常茶飯事だが犯罪は少ない。

時計屋『エターナルクロック』
喧騒街にある小さな時計屋で、晴の実家。その筋の業界では割と有名。
現在は長男である時雨(シグレ)が家を継ぐ為に修行中。

農業都市アグリスタ

南大陸 『フェザリス』 、七大都市の中では最南に位置する。
文明的には七大都市中最も遅れているが、時間の流れがゆったりした街。
土地が肥えていて作物がよく育つ。育てた農作物は主にコマースに出荷しているようだ。
王都スティリックから最も離れている為、灰雲の影響は七大都市中最も低い。

貿易都市コマース

北大陸 『フロスト』 、リードコア大陸寄りの湾岸部に広がる商人達の街。
物が溢れるほどに流通している為、『スカイリアの貯蔵庫』とも呼ばれている。
旅人などが大勢訪れる都市で、人通りが多く酒場や食堂が多い。
街自体が活気のある明るい雰囲気だが、スリやぼったくりには注意が必要。

食堂兼宿屋『ヘブンズドア』
紺那の実家で、紺那が空賊になる前から疾風の馴染みの店だった。
オーナーは紺那の父である鋼牙(コウガ)。看板娘の黄咲(キサキ)は紺那の姉である。

工業都市ダストリア

中央大陸 『リードコア』 に位置する。治安は七大都市中最も悪く、孤児達が多い。
王都スティリックと提携を結び、優れた技術を交換し合っている。
境界線の厚さは王都よりかは少ないものの
それを補う為の設備が不充分な為に空気や環境が悪く、
また、至る所から排気ガスが排出されている為街自体が薄汚れて見える。

学問都市ラクドシェル

北大陸 『フロスト』 に位置する。全ての学問に通じている都市で、医療技術は七大都市中最も高い。
医者や学者、学生などが多く、図書館や研究所なども多く設立されている。
静かで小奇麗な街の作り。公園なども多く、落ち着いた観光地としても有名。

宗教都市リレイン

南大陸 『フェザリス』 に位置する。宗教色の強い街で、寺院や教会が多い。
神官などの聖職者の地位が高く、規律を重んじる固いイメージが付き纏う。
街は生活感がない程に綺麗に整備されており、ゴミを捨てると罰則を科せられる。


▲ページ上部へ


組織

疾風(ハヤテ)

隊長:緋燕(ヒエン)  副長:柘榴(ザクロ)
政府から高額賞金首に指定されている四大空賊の一つ。少数隊で現在のメンバーは14名。
基本的に隊自体が自由主義。合言葉は「蒼の下で」。
何にも縛られず、何にも囚われず、空のように無限であれ、がモットー。
特別好戦的という訳ではないが、一番何をやらかすか分からない空賊界のトリックスター。

飛空艇『風竜(ウインド・ドラゴン)』
疾風の所有する飛空艇。安定して高い機動力を持つ。
蒼の空海を渡る雲の鱗と風の翼を持った竜、の意味を持ち
現在のものは初期型から数えて大幅に計三回改良された姿。

海猫(ウミネコ)

隊長:海音(ミオ)  副長:翠蓮(スイレン)
政府から高額賞金首に指定されている四大空賊の一つ。
数年前に世代交代した為に、現在の海猫は隊名を受け継いだ二代目。
光石を用いた武器を所有している隊員が多い。
他隊よりも比較的積極的に空庭への調査・探索を多く行っている。
その為、空賊にしては珍しく学問機関との繋がりがある。

飛空艇『海涙(マリン・ティア)』
海猫の所有する飛空艇。非常に美しい造形をしている。

陽炎(カゲロウ)

隊長:白影(ハクエイ)  副長:黒亜(クロア)
政府から高額賞金首に指定されている四大空賊の一つ。
世間への露出が極端に少ない謎の隊。
隊長である白影は四大空賊の隊長の中で唯一政府に顔が割れていない。

飛空艇『白隼(ホワイト・ファルコン)』
陽炎の所有する飛空艇。
長距離を同じ速度では飛べないが、瞬間的な速度は四大空賊中最速を誇る。

風斬(カザキリ)

隊長:烏黒(ウコク)  副長:梔子(クチナシ)
政府から高額賞金首に指定されている四大空賊の一つ。
好戦的で今迄に政府と何度も戦り合っている。
隊員の実力が平均的に高く、戦闘能力なら四大空賊中最強とも言われている。

飛空艇『黒星(ブラック・スター)』
風斬の所有する飛空艇。
非常に攻撃力の高い武装艇で、内部には小型の飛空艇を幾つか収納している。

コランダム

最高責任者兼コランダム社社長:銀恢(ギンカイ)
王都スティリックを拠点とする政府組織、その組織の援助の下に創設された巨大会社の名前。
新薬の開発や光石の研究等、会社としての分野は幅広い。
極秘で人工の翼についての研究もしているらしいが詳細は不明。

鴉(カラス)

正式名称は『コランダム上層部直属精鋭護衛隊 「鴉」』
コランダムの上層部関係者を護る為に作られた直属の護衛隊で、11名の精鋭から成る。
先代社長の代から存在しており、現在の鴉は第二期にあたる。
普段、彼らは身分を明かさず
仕事の際にも護衛対象を陰から護っている為に、彼らの素性を知る者は非常に少ない。
唯一にして絶対の隊則は 『護りきれ』。
これは護衛対象の事に限らず、自分の信念や意志を護って曲げるなという意味合いでもある。
上層部に属していたが、最近トラブルを起こして11名全員が処分されたという噂。
ちなみに仕事用コードはそれぞれ『C-●●(01〜11の隊員番号)』。
番号については01は隊長、02は副長、それ以降は基本的に入隊順。Cは「CROW」の頭文字である。

傭兵ギルド

世界各地に作られた、傭兵達が集う場所。王都スティリックに本部がある。
傭兵達はこのギルドに傭兵登録して、そこから仕事を紹介して貰うのが一般的。


▲ページ上部へ


コランダム関連

鋼の塔

王都スティリックの中心地に建てられた、境界線をも突き抜けるコランダム所有の塔。
上層部では極秘の研究が行われているらしい。
中層部には研究所等の施設、下層部(地下)には牢獄が設置されている。
この牢獄から脱獄出来た者は過去一人もいないと言われている。

鋼核(コウカク)

鋼の塔のどこかにある巨大コンピュータの名前。マザー、とも呼ばれる。
この場所から塔全体へネットワークが繋がっており、コランダムの全ての情報を司る機関でもある。
上層部にあるものだと言われているが、本当のところは関係者しか知らない。

バード・プロジェクト

鋼の塔上層部で極秘に行われている、人工の鳥を創る計画の事。
プロジェクトチームはコランダムの研究員の中でも優秀な者で構成され、
計画に意見した者は、政府に対する反逆罪を科せられて地下牢獄へ投獄されているらしい。

鋼の鳥

コランダム関係者から呼ばれている、蒼姫の通称。単に『鳥』と呼ばれる事もある。

空域(スカイ・エリア)

鋼の塔の最上階、天井がなく空に囲まれた場所。
現在は黒い格子で囲われて、空籠(スカイ・ケージ)と呼ばれているが
かつては格子がなく空に面していた為に、空域(スカイ・エリア)と呼ばれていた。


▲ページ上部へ


アイテム

光石(コウセキ)

地底や海底、鉱山から採れる鉱物の一種。ここ数十年で人工的にも生産されるようになった。
スカイリアでは広く用いられている石で、石自体に特殊な力が宿っている。
一般的には光石の持つ力に耐え切れるだけの材質を用いた道具に埋め込んで
必要に応じて力を引き出す役割が多い。
その力は武器に利用されたり、日常生活でも動力や光源など様々な分野で使われている。
日用品はそうでもないが、武器に埋め込んで使われる光石はコントロールが難しく
使い慣れていない内は力に振り回される事も珍しくはない。
長く使っていると石の力が弱まるが
その際には専用の機械で再び力を引き出してやれば、破損しない限り無限に使う事が出来る。

天然光石

光石の中でも地底や海底、鉱山など自然の中から採れた光石の事。
人工光石よりも制御は難しいが力は強力で、基本的に火や水など何らかの属性を持っている。
光石の色で石に宿っている力の属性が判別可能。
ごくたまに例外はあるが、基本的には
赤→火、青→水・氷、緑→風、橙→土、黄→雷、白→光

人工光石

天然光石の力を分析して、人の手で模造品として作られた光石。
石の中に小さな気泡があるのが特徴で、天然光石にはこれがない。
人工光石は最初から人間が使い易いように作られている為に、天然光石より制御が簡単。
属性は一切付与しておらず、
純粋に力を倍増したりレーザー砲やレーザーブレード等の無属性の力を宿しているものが多い。
種類が豊富な上に石の色も様々で、見た目だけで性能を見分けるのは難しい。
石の力が弱まる周期も天然光石に比べて若干早いが、
再度力を引き出す作業は天然光石よりも短時間で済むという利点も持つ。

※防御壁を作り出す光石は人工光石として既に世に出回っているが
回復効果のある光石は天然は未発掘・人工は未だ研究中の為に存在しない。

エアーボード

空賊『風斬』隊員である朱雀の持つ、風属性の天然光石が埋め込まれた特殊な板。
同部隊の仲間である莉紅の発明品で、存在するのはスカイリアに一つだけ(莉紅談)。
長さ80cm幅20cm程の細長い形状で、板の上に乗って使用する一種の乗り物。
表面に取り付けられたスイッチを足で操作する事で、一定の高さまでなら自在に宙を移動出来る。
操作が難しいらしく、風斬では朱雀がこれを一番上手く使いこなせる為、彼が所有者となった。


▲ページ上部へ


職業

空賊

政府組織の機密情報であった飛空艇技術を盗み、境界線の上の空に飛び出した者達の総称。
彼らの始まりは飛空艇の完成とほぼ同時期、今から50年程前からと言われている。
隊を組む者、個人で行動している者など様々だが
存在自体が違法である為、政府からは賞金首に指定され問答無用に命を狙われる事になる。
政府や政府が雇った傭兵とは敵対関係にあるが、基本的に空賊は同職同士では争わない。
稀に宝を巡って対立する事もあるが
それも遊び半分の子供の喧嘩のようなもので、本気で対立する事は殆どない。

セブンスルーラー

七大都市それぞれの代表人物の総称。
発言力は持っているものの、必ずしも最も権力を持っている者がなるという訳ではなく
王族や統治者以外の者が代表に選ばれる場合も多い。
彼らは定期的に集まって各都市の情報を交換し合い、会議を開いている。(ルーラー会議という)
銀恢は王都スティリックの代表として選ばれたセブンスルーラーの一人。

傭兵

依頼を受けて戦い金銭を稼ぐ、スカイリアでは広く知られている職業。
フリーで各地を転々としている者もいるが、ギルドに登録して仕事を回して貰うのが一般的。
彼らに届く多くの依頼は護衛や獰猛な動物の討伐だが、稀に暗殺など物騒な仕事も入ってくる。
一時的に誰かと組む事はあっても基本的には個々で行動する事が多いので
頼れるのは己の実力だけという認識が大きく、攻撃的な戦闘スタイルの者が多い。


▲ページ上部へ


その他

空庭(スカイ・ガーデン)

スカイリアの遥か上空に漂う無数の浮遊大陸の事。
空賊の間では『庭』や『ガーデン』と呼ばれている。
大陸というよりも島のようなものだが規模は様々で
常に空中を漂っており同じ位置には留まらない為、数も未だ未確定。
内部は無人だが、場所によっては遺跡のようなものが残っている事から
かつて何者かが住んでいた古代都市の跡地なのではないかと推測されている。
この場所では光石の力が強くなったり
今は使われていない文字が発見されたりと謎の多い場所で、
空庭の魅力に惹かれて空賊を目指す者も少なくはない。
ちなみに空庭の物は外部に持ち出してはならないというのが世界共通の暗黙の了解。
空庭の物を外部に持ち出すと、それが何であっても呪いがかかると言われている。

ロスト・ワード

その名の通り、失われた言葉。空庭で発見された、現在は使われていない文字の事。
基本的な文字は一応解読が終わっているが、未だ調査段階である。


▲ページ上部へ